おなまえ Eメール タイトル コメント > さて、お久しぶりになってしまいました。 > ここ一月だけでも、噴火やエボラ等、いろんなことがあって、音楽、ましてやロックどころじゃねーな、 > ってな感じでしたね。正直。個人的にはそうでもないですけど。 > > 先日、RO誌を見かけると、表紙がフー・ファイターズだったので、今日はその関連エピソードでも書きます。 > > もう1年前ぐらいになりますか、平日にふらっとタワレコに赴いて、ひとりエスカレーターに乗りこむと > すぐ前になんか大きな男性がいました。デイヴ・グロールさんでした。 > そのすぐ前に、かわいい女の子がいました。なんというか、外国のかわいい女の子のテンプレ的な印象そのままに、 > 金髪の長い髪をサラサラなびかせながら、日本でも数年前よくみかけた例の、踵部分にローラーの付いたスニーカーを履いて、 > いかにも子供らしく、親に連れ添う退屈さを払拭せんとするように若干はしゃぎつつ一緒にエスカレーターを上昇しておりました。 > どうみても、デイヴさんの愛娘さんですね、と思いました。 > > ところで、私とデイヴ・グロール。 > そもそも立場は大きく違う、そして今もこのように違うながらも、グランジあたりからロックシーンを見つめてきた我々2人ですよね。 > そうだよね、ねえデーブ? などと問いたいほどに。なぜか同じエスカレーターに乗り合わせたこの2人。そしてかわいい愛娘。 > > そもそもグランジ以降なんていうのは、私にとってはダイナソーJRやピクシーズの存在が核心的というか、あのような、 > いろんな意味で自由すぎるスタンスにこそ、意義があると思っていたので、正直ニルヴァーナみたいな「カッコよすぎる」 > バンドは、当初から何か違うなと思ったり、特にカート急逝以降の物語性などは、もう何なの?といった疑問符を抱えながらも、 > 完全に背を向けるわけでもなく、ああこのようにロックという物語は作られるのだろうし、それも悪くも無いなというか、 > そういう「甘受」を伴って過ごした90年代の思い出。フー・ファイターズもまた、過去的な何かを吹っ切るように立ち上がった、 > いわば爽快なバンドであって、そんな経緯というか文脈でもって、当初から好意的に受け入れたよなあと。 > 例えばそんなような思い出を、走馬灯のようにちらほらと回想しつつ、3人(実際はマネージャらしき人と合わせて4人)で > 黙々とエスカレーターを上っていくという、このしみじみとした空気を味わいました。 > > 結局そのまま、最上階のクラシック売り場に来てしまい、彼らはスタッフと待ち合わせをしていたようで、 > ありがちなwelcomeといった面持ちで握手とかしていました。たしか映画かなんかを撮ったんでしたか、そのプロモ関連ですよね。 > > 私はそんな中、例えば「ファンですよ〜」などとミーハー的なアプローチをわざわざ試みるまでも無く、 > さて、モーツアルトの新譜は出てたかな?といった適当な塩梅でCD棚を適当にウロウロした後、早々と階下へ降りました。 > この行動もまた、我々お互い大人になりましたよね?ねえデーブ?とでも言わずもがなな空気のひとつかなと、尚更しみじみしました。 > では、今日の話はこのへんで。またお会いしましょう。 > 皆様ご自愛くださいませ。 参照先 削除キー (英数字で8文字以内) クッキー保存
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