おなまえ Eメール タイトル コメント > お久しぶりとなりました。いち3でございます。 > なんといいますか、またしても持病が再発したりなど、日々の話題が概ね療養関連という中、 > 生活面での細かい事から、PCスマホネット関連を筆頭とする、わずらわしくも習得必要なスキル吸収作業の残債まで、 > ツールに翻弄される身に残念になりながらもちょろちょろやって無駄に精神に負担がかかったりしているうちに、 > 気がつけば2月後半ですか。本当に相変わらず、日数が湯水のように過ぎ去っていく今日この頃です。 > > 時事的には、何がありましたかね。。。じゃがつま事件から同じく19歳女子大生事件とかあって、 > 前回書いたような思惑をさらに確信的に拡張できそうな感じもあった矢先、またしても報道はイスラム国関連ばかりになり、 > あまり続報等も伝わらなくなりました。まあ私も他力本願的な気質であって、世の中で運命的に早くも流されるような事例は、 > やはり早く流されるべきものだろうな、世の中に時にふとピックアップされる矮小なもの、矮小な思惑は、 > こちら側も矮小な時にだけ、ふと思い返せばいいぐらいのものであると、運任せ的に勝手に納得したりもします。 > まあ私に云わせてみれば、じゃがつまも、イスラム国に交わる個人的思惑も、あるいはヘイトスピーカー等への無為な参戦も、 > 本質的にはさほど変わらない、とまで直感しますが、まあその辺は、おいおい考えていきましょう。 > > > さて、ここから本文です。1ヶ月前ぐらいから、クマムシが流行っていて、私もつい、 > 例えば歩行中、ラーメン店の行列の横を通り過ぎる時に、特別なラーメンを食べるために並ぶ、あったかいんだから、 > などと、全然回転していない(ヒネリの無い)ただの状況描写な替え歌を、ふと放歌したくなる衝動に駆られたりした事もあって、 > 勝手に自分を恥じたりしていましたので、せっかくなので、解説してみたいと思いました。では始めます。 > > まず冒頭のコード D Daug Bm/D D7 > まさにこれ、5度からのクリシェでセブンス(短7)がターゲットのケースにおける、ひとつの理想型みたいな感じですね。 > ここのメロディーの最大の旨味とは、「あなたにあげる〜」の先頭と末尾「あ」と「る」こそが > まさにクリシェの核のノート、増5と長6だということです。最大限に、じらしじらしと進行を示唆していくわけです。 > アカペラでもコード感がばっちり感知できる感じなのは、このおかげですね。 > > なので、想定するコードなんですが、このクリシェ部分、4声コードを当てている人もよくいますが、私の考えとしましては、 > ここまでは4声を強調せずにあくまで3声というかIペダル感を重視っていうんですか、メロディー主体でじわじと半音上昇したあげく、 > D7で一気にセブンス到達感を強く打ち出します。さらに、このコード上にて「あったかいんだから〜」という > ペンタトニックそのままの、赤裸々で強烈なメロディーでもって駆け上がるところがミソです。これこそが多幸感なんでしょう。 > しかも、基本はアカペラで、メロディー内にも短7が無いのに、聴いている皆の心の中に「短7」が発生しているんですよね。 > これもすごい要素ですよね。いわば「ゴールの目印はどこにもないけど、みんなゴールに到達したのは分かってるよね?」的な、 > 空気の魔法みたいなものが、ここで発生してるんですよ。こう例えると、すごいですよね。だからこその多幸なんでしょう。 > > しかも、最高音部の「かい」の部分が、長6であり、短7にわずか半音届かない。しかも歌声が意図的にかすれる。つまり切ない。 > これら、あらゆる要因の相乗効果で、ここは確実に、多幸ながらも甘く切ない、という心理的効果を導くんだと思われます。 > > ちなみに、この曲の元ネタ、冒頭のクリシェメロディー部分は聖子さん、I7上のペンタ部分は、初期SMAPの過去の > アニソン曲だということで、聴いてみると確かにそんな感じで、上手く繋がっているようです。 > 2つの元ネタにおける繋がり、つまり「記憶から記憶への解決」が導かれる過程というか、それもまた心理的効果でしょうか。 > 冒頭から、幼少時に聞き覚えた聖子さんの曲を真似て、80年代らしいプログレッシブなメロディーを繋いでいくうちに、 > I7上のペンタが自然に導かれ、さらにそれから数年後のアニソンらしい赤裸々ペンタで解決終止、という、この跳躍感。 > 時系列を辿る過程とは逆に、呉田式AOR歌謡メロからアニソンメロへ、という、曲調的にはむしろ幼児退行するかのような過程。 > これが脳的に気持ち良いんだろうな、とも解釈できます。まったく素晴らしいですね。 > > 続いて、G F#m Bm Em A Asus4 てな感じでしょうか、ここはわりと普通ですかね。ここも基本3声のほうが素直ですね。 > でもEm A Asus4の素早さっていうか、ささっとDに戻り、漫才的にも即座に次のネタに進める感じは小気味良いですね。 > 普通の曲なら、ここをさらに引き伸ばしたりしがちですが、80年代らしくsus4を効かせてすぐに冒頭に戻れますね。 > 最後にまとめですが、Dメジャーでコードを書きましたが、表記は I Iaug VIm/I I7 IV IIIm VIm IIm V Vsus4 ですね。 > この手の表記は、よく間違い易いけど間違ってないですかね、間違ってたら各自で修正おまかせします。 > > さて後記なんですが、私はいつもこんな感じで、歌を解釈したりしているわけでもなくて、 > たまに、これだと思える曲を発見した時だけ、パズル攻略的にやってみたくなるだけです。その手の解釈だと思ってください。 > この手のパズル的作業は、面倒で厄介な話を一時忘れるためには持ってこい、なかなか良いですよね。コスト的にも無料だし。 > > まあこれも概ね1ヶ月前ぐらいに書いたストックなんで、ネタ的に若干古くてすみません。ていうか、すでにCD化されてますね。 > たぶんこの曲が延々とリピートされるような店舗等に勤務していらっしゃる方々には、もうウンザリな状況かともお察ししますが、 > どうかご容赦ください。そんなわけで、ではまたお会いしましょう。 > > #wata流さま。分かります(共感) やあ坊さま。お疲れさまです。 参照先 削除キー (英数字で8文字以内) クッキー保存
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