おなまえ Eメール タイトル コメント > 皆様こんにちわ。なかなか書けない感じでしたが、徐々に落ち着いてきましたので、また書きます。 > > ここ数ヶ月、前述のように、いろいろとしんどい感じだったんですが、 > その合間にも、ちょっと楽しめたのが、プリファブスプラウトの本でした。渡辺亨さんの。 > いち音楽家についての本を、発売早々に買うとか、さらに読了するとか、私にとっては、もう何年ぶりだろうな、という感じでした。 > なんというか、歌詞とか関連プロデューサーとか、そのへんから知識の裾野を拡げていく、というような内容で、楽しめました。 > おかげで、プリファブをほぼ全曲聴きなおす事となり、こうして積極的に聴きなおす、きっかけがあるというだけでも、良いものですね。 > > で、私の「例の師匠」に、せっかくの機会だから、お前もこの本買えよな、と言っとくと、 > まあそのうち気が向いたら買うわと、いつものような、すぐには同調せんよといわんばかりの感じの返事ありつつ、 > ついでに、例のオザケンの「アーバンブルーズへの貢献」ってあるやろ、あれ、どう考えても訳の仕方間違ってるわ、と言われました。 > まあ私も前々から、そんな印象はなんとなくあったし、じゃーお前ならどう訳すんや?と問うたけれど、 > ゴニョゴニョっという感じで、あんまり明確に答えるような話の流れにはなりませんでした。 > > で、その後気になって、「クルーエル」の訳詞を検索してみたり、たしか菊地成孔氏も例のラジオで朗読していたのも、見てみたりとか、 > それも参考に、私も自分で訳したりしてみると、ハッと気づいて、あーなるほど、と思いまして。それを書きます。 > > 結局、ここは「貢献」じゃなくて、「献金」だと思いましたよ。キリスト教における、儀礼的なやつの事で、 > 馴染みの無い方ならば、神社参拝でいうと「お賽銭」と同様の捉え方でもいいと思います。 > 結局、この「クルーエル」の歌詞の内容というのは、多分なんですけどね、パディさんもそこで学んだという神学校で、 > そのような環境下にて、共に学ぶ、ある女性と恋愛をしていたけれど、結局はカトリックのシスター(修道女)の道に彼女は進む事にしたので、 > 当然ながら別れを告げられた、つまりは「福音」に彼女を奪われた、という嘆きの話なんじゃないかと推察すると、 > これによって、だいたい全ての歌詞内容が、整合したような気がしましたよ。 > > なので、この文末に「つまり僕は、(今日ばかりは)(教会にではなく)アーバンブルーズにお賽銭を投げてやったようなものなんだ」 > などと、最後に吐き捨てるように呟いた、という情景が、ものすごく、しっくり来るんじゃないかなと思ったわけです。 > > なので、オザケンさんの「ある光」での引用は、この直前にある「神様はいると思った」は、むしろ「神様はいないと思った」 > のほうが、まだしっくり来るはずです。まあこうなると、そもそも全文の内容も大幅に変えないといけなくなるとは思いますが。 > > まあ、私としましては、ちょっと長年ひっかかっていた疑問が、今頃になって、解けたような気がして、良かったです。 > まあ気が向いたら、是非ご参考に、なさってください。最後に、やっぱりプリファブ、パディさん最高です。 > > > それにしても、余談かと思いますが、90年代には何かと「神様」を使った歌詞がありましたね。 > 運命の人、サマーヌード、ある光、等々。おそらく使い方はそれぞれで。このあたりもまた、考えてみたいとは思います。 > 比喩、投影など、それぞれを提示してもいいんだ、というのも、また、90年代ならではの「解放性」だったな、という気はしています。 > > これも余談かと思いますが、コーネリアスの久々のアルバムの某曲が、「アペタイト」に似てるということらしいのですが、 > 私は言われるまで全然気がつきませんでしたねw 言われても、まあ言われてみれば、そうだなー、と思ったぐらいでした。 > 私にとって最早、プリファブの曲は、たぶんコード進行やら譜割りが、どうこうっていう感じじゃないんだ、と改めて思いました。 > > では、またよろしくお願いします。 参照先 削除キー (英数字で8文字以内) クッキー保存
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