雑記in'on (旧talkin'bout
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高橋幸宏さん
535 2023/01/21(Sat) 16:58
やあ防
高橋幸宏さんがお亡くなりになる2日前になぜかこの動画見てたんですよね。
この機械的な音の刻み方は絶妙です。人力テクノ。
ご冥福をお祈りします。
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Y君の思い出
534 2022/12/24(Sat) 01:14
いち3
いち3です。クリスマスが来ました。巷の皆様方は浮かれたり湧いたりしています。
私なんてのは、特に最近は連日、表参道を母の通院やリハビリの送迎をやっています。
たとえば表参道を代々木上原方向に抜ける時に、神宮前交差点、所謂ラフォーレの交差点でいつも渋滞しますが、
その渋滞で止められた時によく右手に「マリメッコ」という看板が見えますが、ちょうど見える場所で止まったらまだマシ、まだ見えない地点ならば
たいてい交差点でマゴついてる車がまたいるんだな、と凹むという。これを個人的にマリメッコ基準と呼んでいます。つまるところは、こんな事例一つとっても、
この時期皆様方が表参道のイルミネーションにつられて赴いていてさらに混むんですが、その方々の光景と、私のしがない人生との落差が浮き彫りになるんです。
表参道はいつも皆様方が、目を輝かせたデートの男女が歩いてたり、あるいは一人で、がんばって思い切って攻めたような服装をして歩いております。
それをぼーっと眺めながらラフォーレ交差点の赤信号をいつも待っているのが私です。たまに、あの女の子、あんなアホな服着てどこ行くんや、とか、
寒いのにあんな足出してアホやなあ、などと、母が後部座席からつぶやき、たいていそれをスルーしながら運転送迎しています。まあ、返答したところで、
耳が遠いため5回は同じこと最終的に大声で言わないといけなくて、伝わったとしても特に理解もされないと徒労に終わるのが見えてるからですが。
あの表参道のイルミが点灯している時に車を走らせると、もう15年ぐらいこれを観てる、まあ確かに今年もキレイですが、けど、こちらの人生ときたら、いつも
クリスマスのレジャーとは無縁な急ぎの用事でここを走っているだけだな、今年もまた去年より面倒な事態になっただけだったなという、年末のしみじみさがあります。
では本題で、クリスマスということで、また宗教の話でも書きます。最近は年齢のせいか、めっきり昔の事を思い出します。夢でもバンバン出てきてうなされますし。
私は中高の六年制で、カトリック系の全寮制学校に行かされたわけです。宗教の理由もありますが、母によれば
父が亡くなったため、とにかく自分一人で男子を育てる自信がなかったから全寮制男子校に、という今となれば直感的すぎる理由もあったとかですが、
小学生の私には、それを咎める能力もありませんで、言われるがままに進学しただけではありますが。
で、その学校でとにかく優しい友がいました。修道院という枠で入学していたY君で、毎学年に2人いるうちの1人でした。
彼らはクラスは日々一緒だけど、生活は別の、重要文化財レベルの旧い建物で、修道院生として隠遁的な生活をさせられていました。
そんな立場を別にしても、とにかく優しい子で、真逆である、地域的に単身のヨソ者で、浮いた私の存在も優しく受けとめてくれていたというか、
時に虐めに近い事があってもぐっとこらえるか、ユーモアでやり過ごせるような能力がありまして、いつしか特に仲良くなっていました。
そんな折、15歳を過ぎた頃でしたか、私がパンク系に急にハマり、自主制作盤なども含め、なんといういかがわしいレコードを
買い集め始めたものの、そもそも聴けるシステムがない、寮内ではいつしか音楽(再生)が禁止となり、各自でウォークマンをこっそり所有して
カセットテープで聴くしかないという、馬鹿すぎる無体なルールを押し付けられていて、さてどうするかという環境で。
そこでY君は、修道院にはレコードをテープにダビングできる環境(いわゆるステレオデッキ)があるから、そこで録ってあげるという、救いをくれまして。
レコードを買ってはY君に渡して、ダビングしてもらうという(共犯)関係がしばらく続きました。ところが私があまりに「パンクすぎる」
レコードばかり渡すもので「また頭のおかしなレコードば持ってきたばい!」とか毎度ツッコまれるようになり、
そこもまたひとつのユーモアを生んでました。例えばハードコアパンクのBPMのサウンドなんて当時はあまり認識がなかったもので、
45回転のレコードを33回転でダビングしてきたとか。そのユーモア性がなんとなく私にとっては微笑ましいものとなり、
もっとさらにY君がびっくりするようなレコードを持っていこうというような意識まで醸成していきました。
例えばあぶらだこの青盤とか、ギズムの中曽根とレーガンが殴り合ってるジャケの盤とか。果てはハナタラシみたいなノイズ系とか。
いってみれば、そういう行為が、この寮内の無体なシステム、彼の被る修道院というシステム、ひいてはその原点的な宗教制度、
そういうものを、私のちいさな活動、たかが変なレコードを修道院に持ちこませるという活動が、新しい角度からぶっ壊せているのではないか、
という私の自負があった気もします。つまりは、私としてはまさにそれこそを初期衝動として、今までを生きていたのかも、とも思えたり、
Y君と出会っていなければ、私はその後もロックなんていうものに傾倒していなかったとすら思えます。
ちなみにY君は「トーキング・ヘッズとユーリズミックスが良か」と言ってました。当時でいえばトーキング・ヘッズなんかも、
トゥルー・ストーリーズとかなわけで、いってみればニューウェイヴという波長が徐々に流行からの強制スタイリッシュ的に、
あの宮台氏も語っていた「洒落からオシャレ(じゃないと恥だ)になっていく強迫的な変容」とでもいうような、トーキング・ヘッズですら
わりと強迫的に棘を裏に潜めていった時代だったと、今になって批評もできますが、それとの対比としても同時代的にはほのぼのします。
ともかく、惜しむらくは、Y君がその後どうしているのか、という事で。
順調にいったのならば、年齢的にも司祭、神父になっていてもおかしくないのですが、そういう検索にもヒットしない。とすると、
Y君は、いつしかこんな教育を受けた道は間違っていたのだと思ったりして、ドロップアウトしたんだろうか、という思いがあり。
エロ雑誌ひとつも持ち込むことすら許されなかった、あの修道院生活を、10代で続けて、それでも優しさをつねに纏いつつ、
ある意味エロにも貪欲だったはずの私のパンクなレコードを受け入れてくれていたY君。どれだけの後悔と喪失感を抱えているのだろうか。
ひいては私がドロップアウトのきっかけを与えてしまったのかもしれない。それは良き事だったのか悪き事だったのか。
こんな私の話は、それ以降会った人には、誰も通じなかったし、ロケンロール、音楽とは関係のない事として世の中は回っているし、
クリスマスのケーキという、いってみれば多量の油と砂糖の混ぜ物が、ちっとも美味しくない日々があります。だが私にはずっとあります。
それだけです。ただそれだけ、ということを誰でもいいから噛み締めてください。わかる人だけでもいいから。心に留めてください。
ようは、誰かレトリックに優れている人が、こんなことをロケンロールとちゃんと結びつけて書いてくれたら幸いです。ではまた。メリクリ。
[
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ワールドカッパー2022
532 2022/12/06(Tue) 07:06
いち3
いち3です。またワールドカッパーの季節でございますね。
これが始まると、巷の皆さんが何故か、みんなカッパになっちゃうんですよね。勿論比喩的表現ですが。
その昔、私がいた職場で、60歳ぐらいの某従業員が仕事終わりに、釣り銭受け取り用の青い丸皿(昭和らしい道具)を頭の上に置いて
カッパになっちゃったー!と叫ぶ一発芸を持ちネタにしてました。その人はいつもアル中みたいに虚ろな目でフラフラしていたので、
そんなネタ芸をやっても皆は笑うこともなく放置してました。ですが私には独特のインパクトがありまして今も覚えています。
なんの関連もないですが、このようにワールドカッパーの季節になるとセットでまた思い出してしまいました。
そんな僕も今では結構なアル中なのかもしれません。次回の4年後なんて私はまともに生きているのでしょうか。ごむたいな話です。
前回、宗教の話を書きました。今ではもうすでに例の統一の問題について、いかに法案を作るかという段階での行き詰まりも窺えます。
率直にいえば、もっとこんな議論を積極的にできる環境もこの国に早くからあるべきだったと、個人的にも思います。
僕の母の家系が、なんでカトリックなのかと聞いた事があります。それを聞いた時は、かなり驚愕というか、呆然としました。
江戸末期頃に、ちょっとした武家の姫扱いだった私の先祖がいました。その姫が重い病気をした時に家族や部下らが、
あらゆる情報から集めた「神仏」と呼べるようなものの画や像などを片っ端から、姫が中央に寝ている部屋の四方八方に並べたそうです。
時が経ち、姫が奇跡的に回復した時に、布団から起きて「この人が助けてくれた」と指さしたのが、キリスト教のそれだったそうです。
それだけで、この家の信仰は決まったそうで、律儀に子孫も受け継いだと。戦時中なぞは、例えばロシア正教であるという名目で、
敵性宗派であるという世間の批判をかい潜ったり、子供らの学校では、お前の家はスパイだろ、などといういじめなどもあったそうで、
それでも尚信仰を続けたらしいです。まあ正直言って私は呆然としました。そんな些細な成り行きでなんとなく継承されてしまうのかと。
思うのは、継承とはその時代ごとの概念や信念で折り重ねられたものに過ぎず、一貫しているようで微塵も一貫していないという事です。
マインドコントロールの定義などというものをどうするか、などという無理難題で政府なぞも停滞しておるようですが、
そもそもはこのように、時代背景をそれこそ江戸以前ぐらいまで遡るのもひとつの糸口であると私は思います。
逆に言えば、それを遡って紐解いた上で、納得した上でも結局は、翻って極めてクールに現代の感覚で裁くしかないという理解です。
所謂「救済」とは、つねに同時代性に乗って行われてきたはずでもありますからね。それこそ紀元前から。まあそれが私の提案ですね。
>wataさま
磐井由香さまの事は覚えております。かつてここで、所謂ネットコミュニティーの黎明期のような事象がありました。
私も今で言う「SNS上の炎上」的な事象に、彼女の言動を題材として加担した事もあり、それによって妙に全体主義的な結託というか、
ある意味で当時としては意外な共通意識がここに膨らみ、やり取りによっり浮き彫りにされるとでもいった、妙な過程を経て、
なぜか私は私を共感支持するとでもいったアプローチをしてきた人と個人的に付き合ったりまで至りました。
そこから最早ネットコミュニティーを超えて、私生活の領域までにあらゆる事象が作られました。ある人を伴侶とまで思うような。
何故にそんなあらすじにより自己が構築されたのか、いまだ不思議であり、なにやら私の人生のテーマとなっております。
惜しむらくは、磐井由香さまともっと理解を深めるような交友するコミュ力が私には当時あまり無かった事ですかね。コミュ力というか、
キャパシティーというか、単に自分の能力不足というか、単に当時のやり繰りに忙殺というか、よくわかりませんが。惜しいです。
>やあ坊さま
私はこの掲示板だけをブックマークしていて、所謂トップページはもう数年も開いたことがないと思います。
不埒な使い方だとしたら申し訳ございません。Dボウイはやっぱりジギー時代が一番がつんときますね。
私の例の師匠は、ヤング・アメリカンズが分からん奴はバカじゃ!とまた怒鳴ってましたが、
もうさすがにあの人の説教はどうでもよくなってきました。恣意的な好き嫌いが僕にもあって何が悪いというのだろう。って。
[
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MoonageDaydream
531 2022/11/26(Sat) 17:32
やあ防
Dボウイの映画があるそうですね。観たいなぁ。
近所でやってくれたら行きたい。
それはそうと、薄々予想はしてたのですがトップページから
入れるいろんな掲示板リンクがほとんど存在しませんね。
過去ログも消えました。フリーサーバーでしたから
いつかサービスは終わりますよね。
みなさんからいただいたレビューだけはぷららに
置いてたのでさすがに消えていませんでした。
私の古いパソコンかハードディスクの中に過去ログは
あると思いますが引っ張り出してアップしてリンク貼る作業を
する時間的余裕はございません。
みなさんの記憶の中で生き続けてるのを願うのみです
(↑単にめんどくさいだけ)。
#wataさんお久しぶりです。48歳ですか。私は54歳です。
おかげさまでコロナにもかからず元気でやってます。
では。
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ボケてるわけではないw
530 2022/10/14(Fri) 23:30
wata流
自分前にいつ書いたっけ、と辿ってみたら、磐井さんのことは一度書いてますねw 大変失礼しました。
ただチョロっと書いただけなんで、さすがに覚えてなかったです。
今回はもう少し晩年の彼女の生き様まで書けたので良かったかなと思います。
[
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