雑記in'on (旧talkin'bout
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おい!荒んでんな!
今度zazenの武道館いってくら。
日本のロックもいいよ。
[
返信]
荒んでる
近況
541 2024/06/08(Sat) 12:36
いち3
おひさしぶりです。いち3です。いろいろありますが1年に2度ぐらいは書こうと思っていました。
ここでの出会いは本当にかけがえのない感じなので、そんな未練だけがモチベーションでございます。
ここで度々登場させていただいた、私の例の師匠ですが、昨年に指定難病患者になってしまいました。
今までの人生、特にそれらしい傾向や兆しがあったわけではなく、突如訪れてきました。
入院したと私に連絡があり、面会に行く際に買い物をいろいろと頼まれたわけでしたが、
何故か通販でパジャマを頼まれ、普通は病院貸与のパジャマを着るはずなのに、何故だろうと思いよくよく見ると、
カート・コバーンそっくりのパジャマでした。本人曰く、これでも着とかないとカッコ悪いだろ、という主張で。
ここに至ってまだロック魂なのか、などと一応、大いに苦笑しました。当初はそんな感じだったのですが。
あれから1年ほど経ちますが、まだ入退院を繰り返し、職場復帰までいけない感じで。
というか薬投与などが長期多量すぎて、ちょっとおかしくなってるんじゃないか、などと電話での話しぶりなどで思いつつ、
徐々に穏便な交流も難しいというか。まあ私も深酒等々で、すっかりおかしい人間というのも重々承知でありますが。
とりあえず昨今それが一番の心配事でもあります。何をどうしたらいいんでしょうね実際。
なんというか、私の人生的にも、このところ何かと急に、ルーチン終了の訪れを感じます。
些細なとこでは、15年は通い続けてたラーメン屋がいきなり潰れたり、5年は吸っていた旧アイコスが販売終了になったり。
些細なことでも、なにかと代わりを探してもしっくりこない、変に四苦八苦で。
車の運転もやめました。母の新たな施設が送迎をしてくれるというのを期に、いっそ手放しました。
私の能力的にもやはり無理が明白になってきていました。これを期に、コロナ前から我慢していた入院手術もそろそろします。
例えばダウンタウン松本さんが、テレビから消えました。我々の世代にとっては、彼が現在においても面白かったか、
という評価どうこうよりも、ある種の社会を生きる指針、みたいな感じで影響を与えたまま存在していたようで。
消えた後は、やはり何か、テレビやメディア全体に対する興味の核みたいなものが、ふっと消えたようで。
それでも世間は回っていくのを俯瞰で見るような気持ち、変な言い方ですが憑き物が落ちた感じとでもいうか。
かたやダウンタウン浜田さんといえば、私にとって常に思い出される事があります。私が高2の頃に退学が決まった後に、
母がなぜか狼狽しながら、浜田さんの母校で有名になったあの学園に転校させようとした事があります。
私の地元でも、あの学園は当時、あそこに入ったら人生終わり、ぐらいのやばい評判が漂っていたんですが、
そんな評判も無視して私を入学させる相談に学園に行くと、経緯を見た教員が「この子はここに来るような生徒とは違います」
と、きっぱり断られたそうです。私は同行していないので、後からその話を聞かされてあらゆる意味で驚きました。
母はとにかく、私を自宅から通うような学校に置いておくと、自分の職場への影響も含め、やばい事になるとでもいうような、
よくわからない危機感に囚われていたようで。そんな不可解さを持つ母を、今介護していると思うと、しみじみしたりします。
そしてあの学園を出た浜田さんが、今もこうしてテレビで日々君臨している、かつての常識がひっくり返ったような
現実をみる度しみじみしたりです。因みにこの話、たまに披露すると結構受けますが、何故でしょうね。わかりません。
ともかくこの日々、今日も一歩間違えたら気がおかしくなりそうなのをぐっと抑えつつ、ただ淡々と生きるしかない感じで。
こんなもんなんでしょうかね、この年代は。などと思いつつも繰り返し。今回もまた、淡々とした内輪話に付き合っていただき、
読んでいただいた方はありがとうございました。渋谷さんお疲れ様でした。そんなわけでまたお会いしましょう。では。
[
返信]
お久しぶりです。
539 2024/03/31(Sun) 15:50
やあ坊
なんと1年間書いてませんでした。
そしてここが無効になってることに先ほど気が付きました。
すみませんでした。
なぜ気が付いたかと言うと渋谷さんが引退されるというニュースを
目にして何か書こうかと思いアクセスしたからです。
渋谷さんお疲れさまでした。
[
返信]
ジャニーズ問題について
538 2023/08/13(Sun) 15:10
いち3
おひさしぶりです、いち3です。4ヶ月ぶりぐらいでしょうか。
じゃあ今日は、例のジャニ騒動について書いてみます。被害者の方々への尊重と支持をしたいとともに、この件だけにとどまらず、
猿之助さんの事件、りゅうちぇるさんの事件、斬首の事件、山達さんのあの弁明、日大、このところの事件や騒動が、
私の経験上からは流れ的にすべて関連しているように思え、次々と身にしみた次第です。そういう感じで書くに至ります。
まあ私にも中高時代に、同様な経験はありましてね。中3ぐらいの頃でしたか、突如まるでジャニさんそのもののような性質の、
英語教師が赴任してきましてね。小柄な60歳ぐらいなのに妙に小粋で、欧米風スタイルをアピールする感じというキャラというかね。
で、男子の好みはわりと明確で、まあ中性的な印象をもつジャニ的なタイプを好んでいましたかね。つまり私は違いますが。
彼は、授業中でも、好みの生徒をかわいいかわいい、と明言して、露骨に依怙贔屓したりして、結構公然な振る舞いで。
時に希少クラシックカーに乗ってきて見せびらかしたりして、アピールぶりはまるでディスチャーミングマンの歌詞のようでもあり。
ともかく1クラスごとに1人は「お気に入り男子」がいたようで。ちなみに同級の中で一番その教師にかわいいと言われていた奴は、
今どうしてるのかとググったら、精神科医になっているようで、おお、というか、結局はあんな刃をどのようなスタンスで交わしたか、
ある意味そんな経験をスキルに生かすが末の精神科医への道もあるのかな、などと邪推したりもしましたが。
ともかく、その教師に見初められていた一級下の生徒がいたわけですが、ある時に私の同級のKという奴の提案で、
その男子を囮、美人局的に使って、その教師の性癖を暴いてやろうという作戦が行われました。
で、狙い通りに寮内の夜に、その教師がその男子を連れ込んで局部を舐めだしたのを、窓から撮影するのにも成功したようで。
それを暴露することで、その教師は解雇されました。しかし、これをめでたし、と思うのは早計で、ここに正義はありません。
そもそもこのKという奴が、ろくでもない奴で。下級生をこんな計画に使う事自体がろくでもないと理知的にみれば分かるでしょうが。
Kはおそらくバイセクシャルの性質で、寮内で暴れまわっていた奴でした。他校にまで行って女子への多人数プレイに参加してきた、
なとと豪語することもあれば、複数男子に対しての性被害も繰り返していた奴です。ともかくKの陰茎が、成人の腕のような
太さと巨大さで、その巨大さも見せびらかして他者を威圧するというか、まさにエラー的な性欲怪物のごとき印象でしたかね。
そのわりには肛門にも挿入してほしいという、バイな要求も強要していましたね。ようは怪獣ですかね。◯ウンディではないですが。
こいつが日本のあの島の出身だということで、あの島出身者への偏見も私に定着化させたぐらいのキャラでしたね。
Kの親が、島にて流浪な層も含めあらゆる客を手なづける飲食業をやっていて、そういう口達者なスキルをKも持っていたために、
寮を管理する自衛隊キャリア出身の職員らも、そういうのには弱いのか、たぶらかすようなKの話術に手なづけられていたために、
つねに何が事実で善なのかが無茶苦茶な現場になっていました。あげくにKは一度も処罰を受けずに卒業したはずです。はい。
まあ、べつに寮内でこのKだけが怪物だけじゃなかったわけで、Sという奴は親が代々警察庁関係の特殊な仕事を担っていたくせに、
寮内ではやたらと暴れたり、精神異常レベルのいじめがすごくて、最終的に勇気を持った被害者ひとりのおかげで暴露され、
停学されると共にその両親が学校と寮に呼ばれて詰問されることになったものの、その両親もが言動がどうも根本的におかしく、
教育的な断罪が有耶無耶になってしまうぐらいだったけれども、おそらく警察庁にとってはそういう家系だからこそ担える仕事なんだ、
とでもいう任務的性格をSも継いでいるのだろうか、というどうにもならない経験もしました。ちなみSの陰茎は小さかったですが。
つまりは日本国の警察保安体制だって、こんな歪みを抱えながら打算的に成り立っているだけだろうと、私に観念化されました。
んー、結局んとこの結論としてはなんでしょう。私は中高時代にすでにこういう人間性、まだ書ききれないものを諸々みてきたので、
警察、防衛なんかも、中にはこんなあやうい関係性があるのだから、それに表面的にうすっぺらく正義的期待をする大衆について、
君たちはお気楽でいいよな、などと尖った見方をせざるを得ませんでしたし。尖ってましたね。でも私は基本優しいですが。
ジャニ被害者らに対して、例えば私ですらこのぐらいの体験はしてきたし、それをあえて繊細に捉えて凹まないように、
芸人的にネタ化したり気をそらしてヘラヘラ生きてきたし、君らもそう生きれば?などというのもある意味酷いわけだし、
そういう意味でも狭間で揺れますね。どっちに転んでみても揺れるわけでしょうね。総じてなんか寂しいです。今日も。
しかし何時かしら、私はこんな環境下で、パンクロックこそが狂気のようで正気なんだ、という脳だけで乗り切って生きていました。
そんなわけなので、じゃあ皆さんもロッキンなお盆をお過ごしください。では。
[
返信]
イースター(復活と茹で玉子と僕と)
537 2023/04/16(Sun) 10:22
いち3
お久しぶりですいち3です。なんかあれですね、今年になってから追悼ばっかりやってた気がしますね。
そんな中、私は私で、将来不安みたいなものでもう頭おかしくなっちゃって、
泥酔して早朝の近所で全裸で暴れる、ぐらいのことをやっちゃってるようです。厳密には全裸というのは嘘ですが、
まあそのぐらいに恥で迷惑なことは増えてきています。もう昔の僕ではなくなってしまいました。
おれ、こんなんじゃなかったのになあ、などと、便器に鎮座しながら人生を振り返りつつ反省しています。でも起死回生の方法もよくわかりません。
思えば自分が若い頃、「こんなことやっちゃった」などと、酒その他の醜態などをやってしまったのを軽々しく語る中高年のおっさんらについて、
この人らはせっかく長く生きてきて、なんでこんなことになるのか、根本的に大丈夫か、などと揶揄していたものですが、
今はその気持ちを痛感できるほどに。なんというか、絶対的な体力気力の衰退を実感するとともに、何か脳のプログラムが書き換えられてしまうというか、
なんかそんな感じです。夢も希望もないわ、的な。嫌ですが、みんな加齢的不可避的にこうだとすれば、どうしてるんでしょうかね?
みんな隠したいのか、うちに秘めたいのか、自分で認めたくないのか知りませんが、あんまり教えてもらえません。匿名のネット上ですら。
例えば松本人志的に、むしろ中年から筋トレみたいなのを始めたりする人も最近流行りじゃないですか。私も真似とはいわないけれども、
筋トレを始めてみたら、あれって終了後すぐに身体がタンパク質を求めるので、プロテインゼリーや胸肉などを急いで貪っていると、
通風みたいな症状が出たり、あげくに頸椎ヘルニアっぽい痛みが出てこれはもう半年ぐらい毎日悩まされる事に。
なんかそんな事態だけで「おまえにはそれは無理なんだよ」と、神に告げられているようで、そこそこにしかできません。まあある意味快楽があるのでやりますが。
前置きが長くなりました。追悼の話です。
まず高橋幸宏さんでした。まず僕の偏見的にいえるのは、これだけお世話にはなっているはずなのに何やらふわっとした存在であり続けた感じで、
私の例の師匠も言ってましたが、そもそもブライアン・フェリー発祥的なUKNWAOR的なものが我々にとってはふわっとした存在であったはずなので、
そこを踏襲している高橋氏の音楽性もふわっとしているのは当然の印象だ、というのには同感しました。
そもそもロキシー・ミュージックがそこまで日本で信奉された事例なんて無いはずだし、あのデビシルのJAPANだって、センセーショナル性で火がついたものの、
その音楽性については引き継がれる例も特になかったはずだし、まったく日本の皆さんも無理しないでほしいですが。
初期の思い出として、彼のドラムについては、私が中1の頃にすでに、私が住んでいた、例の間違った教育をやっていた学校の寮内にて、同級生や上級生が、
布団の上にジャンプやマガジンという雑誌を8冊ぐらい並べて「これが幸宏の16ビートだ!」とかほざきながらパタパタとスティックで叩いて、
適当なくせにアホっぽく披露していた思い出があります。つまりは中学生も憧れるカッコいいドラム、という謎の人気アスリート性を確立していたというか。
私が純粋に感覚的に、当時のヒット曲の中でこのドラムは特異的ですごいはず、と思ったのはポリスのスチュワート・コープランドなので、
ドラム自体に価値観を得るのは中3ぐらいなわけですが、幸宏さんはそのスチュワート・コープランドの奏法も分析していたのでまあすごかったのでしょう。
そして坂本龍一さんなわけですが。
まず僕の偏見的にいえるのは、なんで彼の音楽はこんなに色っぽいのか、この色っぽさを入手するにはどうすればいいんだろうか、
などと長年思っていました。ジャズ手法でいうところのリハモやスーパーインポーズに類するものを的確に決めてくる楽曲群なので、彼がいう、
感覚的に作曲しているだけだ、というのは多分嘘でしょう。その嘘で固める感じが最終的にセクシーになるのか、そんな気もしました。
そんな風に、かなり楽理的に分析してみた事もありましたが、私も研究への根気がそこまでない性分なのでかなり忘れちゃいましたが。
例の映画音楽2曲についても例えば冨田勲の新日本紀行に似てるという指摘もありますが、結局はセクシーさという価値において、
元ネタを超えていますし、例えば矢野顕子の音楽なんて手法やセンス的には類推するものがありますが、彼女はいつも最終的に、
大らかなイメージで楽曲を仕上げてしまうので、セクシーよりも自由さのほうが上に来ます。つまりはそれよりもセクシーを前に出すためには、
何らかの自家的抑制性が必要なんですかね。この抑制性って、単なる作曲法のみならずそれなりの性格が要るでしょうね。
そんな疑念を抱きながら事あるごとに彼らを観つつも、ともあれろくに私の解読も待たぬまま彼らは逝ってしまいました。合掌。
あとは鮎川誠さんですね。彼はとにかく純粋自発的な和製ロックンロールとして、もう出で立ちがかっこよかったですね。
ブルースにヤラれてしまったところからロックを始めつつも、ニューウェーヴ時代のアイコンにもがっつりハマれたのは、とにかくカッコいいからでしょう。
ウィルコ・ジョンソンが何度も蘇りつつも、逝ってしまった後を追うような時期になってしまったのも、天性のストーリーを感じてしまいます。
結論としては、とにかく彼らに比べてどうしようもなく僕は凡人って事ですかね。
僕のロックとは、とくに90年代以降は、こんな才能も体力もかっこよさも何もない不運な僕みたいなのでも、ロックをやってもいいだろう、
というやけくその気力だけに沿うものを、珍重していたはず、という思い出はあります。オルタナ定義を待たずしてそういう希求で生きていました。
つまりは前述の彼らはあくまで、優秀すぎる上の世代の偉人であって、僕には関係ないはずだ、と言いたかった思い出もあります。
彼らだってそうでしょ、そこまで先人をリスペクトありきの活動ではなかったはずで、むしろ過去を塗り替えたいほうの方向でのしあがっていたはずで。
そもそも今のアラフィフ世代って、いつまでも先人リスペクトばかりを盾にして生きてきたようで、いってみれば終末論のはじまりだったんですよ、こんなもん。
自分の世代を予め諦めて生きてただけというかね。痛感します。そこの違和感はまだ心に留めおいた上で語ってみたまでです。ではまた。
[
返信]
Dボウイの映画
536 2023/04/01(Sat) 18:06
やあ防
仕事場の近くで上映してたので観てきました。
音楽アートとしての作品として観たらとても素晴らしい。
ドキュメント資料的なものを求めてる方には物足りない。
そんな感じでした。
レッツダンスまでが長くて、それ以降はサラッと流して
終わりました。個人的にはそれ以降の部分をもっと
掘り下げたのを見たかったです。
[
返信]
高橋幸宏さん
535 2023/01/21(Sat) 16:58
やあ防
高橋幸宏さんがお亡くなりになる2日前になぜかこの動画見てたんですよね。
この機械的な音の刻み方は絶妙です。人力テクノ。
ご冥福をお祈りします。
[
返信]
Y君の思い出
534 2022/12/24(Sat) 01:14
いち3
いち3です。クリスマスが来ました。巷の皆様方は浮かれたり湧いたりしています。
私なんてのは、特に最近は連日、表参道を母の通院やリハビリの送迎をやっています。
たとえば表参道を代々木上原方向に抜ける時に、神宮前交差点、所謂ラフォーレの交差点でいつも渋滞しますが、
その渋滞で止められた時によく右手に「マリメッコ」という看板が見えますが、ちょうど見える場所で止まったらまだマシ、まだ見えない地点ならば
たいてい交差点でマゴついてる車がまたいるんだな、と凹むという。これを個人的にマリメッコ基準と呼んでいます。つまるところは、こんな事例一つとっても、
この時期皆様方が表参道のイルミネーションにつられて赴いていてさらに混むんですが、その方々の光景と、私のしがない人生との落差が浮き彫りになるんです。
表参道はいつも皆様方が、目を輝かせたデートの男女が歩いてたり、あるいは一人で、がんばって思い切って攻めたような服装をして歩いております。
それをぼーっと眺めながらラフォーレ交差点の赤信号をいつも待っているのが私です。たまに、あの女の子、あんなアホな服着てどこ行くんや、とか、
寒いのにあんな足出してアホやなあ、などと、母が後部座席からつぶやき、たいていそれをスルーしながら運転送迎しています。まあ、返答したところで、
耳が遠いため5回は同じこと最終的に大声で言わないといけなくて、伝わったとしても特に理解もされないと徒労に終わるのが見えてるからですが。
あの表参道のイルミが点灯している時に車を走らせると、もう15年ぐらいこれを観てる、まあ確かに今年もキレイですが、けど、こちらの人生ときたら、いつも
クリスマスのレジャーとは無縁な急ぎの用事でここを走っているだけだな、今年もまた去年より面倒な事態になっただけだったなという、年末のしみじみさがあります。
では本題で、クリスマスということで、また宗教の話でも書きます。最近は年齢のせいか、めっきり昔の事を思い出します。夢でもバンバン出てきてうなされますし。
私は中高の六年制で、カトリック系の全寮制学校に行かされたわけです。宗教の理由もありますが、母によれば
父が亡くなったため、とにかく自分一人で男子を育てる自信がなかったから全寮制男子校に、という今となれば直感的すぎる理由もあったとかですが、
小学生の私には、それを咎める能力もありませんで、言われるがままに進学しただけではありますが。
で、その学校でとにかく優しい友がいました。修道院という枠で入学していたY君で、毎学年に2人いるうちの1人でした。
彼らはクラスは日々一緒だけど、生活は別の、重要文化財レベルの旧い建物で、修道院生として隠遁的な生活をさせられていました。
そんな立場を別にしても、とにかく優しい子で、真逆である、地域的に単身のヨソ者で、浮いた私の存在も優しく受けとめてくれていたというか、
時に虐めに近い事があってもぐっとこらえるか、ユーモアでやり過ごせるような能力がありまして、いつしか特に仲良くなっていました。
そんな折、15歳を過ぎた頃でしたか、私がパンク系に急にハマり、自主制作盤なども含め、なんといういかがわしいレコードを
買い集め始めたものの、そもそも聴けるシステムがない、寮内ではいつしか音楽(再生)が禁止となり、各自でウォークマンをこっそり所有して
カセットテープで聴くしかないという、馬鹿すぎる無体なルールを押し付けられていて、さてどうするかという環境で。
そこでY君は、修道院にはレコードをテープにダビングできる環境(いわゆるステレオデッキ)があるから、そこで録ってあげるという、救いをくれまして。
レコードを買ってはY君に渡して、ダビングしてもらうという(共犯)関係がしばらく続きました。ところが私があまりに「パンクすぎる」
レコードばかり渡すもので「また頭のおかしなレコードば持ってきたばい!」とか毎度ツッコまれるようになり、
そこもまたひとつのユーモアを生んでました。例えばハードコアパンクのBPMのサウンドなんて当時はあまり認識がなかったもので、
45回転のレコードを33回転でダビングしてきたとか。そのユーモア性がなんとなく私にとっては微笑ましいものとなり、
もっとさらにY君がびっくりするようなレコードを持っていこうというような意識まで醸成していきました。
例えばあぶらだこの青盤とか、ギズムの中曽根とレーガンが殴り合ってるジャケの盤とか。果てはハナタラシみたいなノイズ系とか。
いってみれば、そういう行為が、この寮内の無体なシステム、彼の被る修道院というシステム、ひいてはその原点的な宗教制度、
そういうものを、私のちいさな活動、たかが変なレコードを修道院に持ちこませるという活動が、新しい角度からぶっ壊せているのではないか、
という私の自負があった気もします。つまりは、私としてはまさにそれこそを初期衝動として、今までを生きていたのかも、とも思えたり、
Y君と出会っていなければ、私はその後もロックなんていうものに傾倒していなかったとすら思えます。
ちなみにY君は「トーキング・ヘッズとユーリズミックスが良か」と言ってました。当時でいえばトーキング・ヘッズなんかも、
トゥルー・ストーリーズとかなわけで、いってみればニューウェイヴという波長が徐々に流行からの強制スタイリッシュ的に、
あの宮台氏も語っていた「洒落からオシャレ(じゃないと恥だ)になっていく強迫的な変容」とでもいうような、トーキング・ヘッズですら
わりと強迫的に棘を裏に潜めていった時代だったと、今になって批評もできますが、それとの対比としても同時代的にはほのぼのします。
ともかく、惜しむらくは、Y君がその後どうしているのか、という事で。
順調にいったのならば、年齢的にも司祭、神父になっていてもおかしくないのですが、そういう検索にもヒットしない。とすると、
Y君は、いつしかこんな教育を受けた道は間違っていたのだと思ったりして、ドロップアウトしたんだろうか、という思いがあり。
エロ雑誌ひとつも持ち込むことすら許されなかった、あの修道院生活を、10代で続けて、それでも優しさをつねに纏いつつ、
ある意味エロにも貪欲だったはずの私のパンクなレコードを受け入れてくれていたY君。どれだけの後悔と喪失感を抱えているのだろうか。
ひいては私がドロップアウトのきっかけを与えてしまったのかもしれない。それは良き事だったのか悪き事だったのか。
こんな私の話は、それ以降会った人には、誰も通じなかったし、ロケンロール、音楽とは関係のない事として世の中は回っているし、
クリスマスのケーキという、いってみれば多量の油と砂糖の混ぜ物が、ちっとも美味しくない日々があります。だが私にはずっとあります。
それだけです。ただそれだけ、ということを誰でもいいから噛み締めてください。わかる人だけでもいいから。心に留めてください。
ようは、誰かレトリックに優れている人が、こんなことをロケンロールとちゃんと結びつけて書いてくれたら幸いです。ではまた。メリクリ。
[
返信]
ワールドカッパー2022
532 2022/12/06(Tue) 07:06
いち3
いち3です。またワールドカッパーの季節でございますね。
これが始まると、巷の皆さんが何故か、みんなカッパになっちゃうんですよね。勿論比喩的表現ですが。
その昔、私がいた職場で、60歳ぐらいの某従業員が仕事終わりに、釣り銭受け取り用の青い丸皿(昭和らしい道具)を頭の上に置いて
カッパになっちゃったー!と叫ぶ一発芸を持ちネタにしてました。その人はいつもアル中みたいに虚ろな目でフラフラしていたので、
そんなネタ芸をやっても皆は笑うこともなく放置してました。ですが私には独特のインパクトがありまして今も覚えています。
なんの関連もないですが、このようにワールドカッパーの季節になるとセットでまた思い出してしまいました。
そんな僕も今では結構なアル中なのかもしれません。次回の4年後なんて私はまともに生きているのでしょうか。ごむたいな話です。
前回、宗教の話を書きました。今ではもうすでに例の統一の問題について、いかに法案を作るかという段階での行き詰まりも窺えます。
率直にいえば、もっとこんな議論を積極的にできる環境もこの国に早くからあるべきだったと、個人的にも思います。
僕の母の家系が、なんでカトリックなのかと聞いた事があります。それを聞いた時は、かなり驚愕というか、呆然としました。
江戸末期頃に、ちょっとした武家の姫扱いだった私の先祖がいました。その姫が重い病気をした時に家族や部下らが、
あらゆる情報から集めた「神仏」と呼べるようなものの画や像などを片っ端から、姫が中央に寝ている部屋の四方八方に並べたそうです。
時が経ち、姫が奇跡的に回復した時に、布団から起きて「この人が助けてくれた」と指さしたのが、キリスト教のそれだったそうです。
それだけで、この家の信仰は決まったそうで、律儀に子孫も受け継いだと。戦時中なぞは、例えばロシア正教であるという名目で、
敵性宗派であるという世間の批判をかい潜ったり、子供らの学校では、お前の家はスパイだろ、などといういじめなどもあったそうで、
それでも尚信仰を続けたらしいです。まあ正直言って私は呆然としました。そんな些細な成り行きでなんとなく継承されてしまうのかと。
思うのは、継承とはその時代ごとの概念や信念で折り重ねられたものに過ぎず、一貫しているようで微塵も一貫していないという事です。
マインドコントロールの定義などというものをどうするか、などという無理難題で政府なぞも停滞しておるようですが、
そもそもはこのように、時代背景をそれこそ江戸以前ぐらいまで遡るのもひとつの糸口であると私は思います。
逆に言えば、それを遡って紐解いた上で、納得した上でも結局は、翻って極めてクールに現代の感覚で裁くしかないという理解です。
所謂「救済」とは、つねに同時代性に乗って行われてきたはずでもありますからね。それこそ紀元前から。まあそれが私の提案ですね。
>wataさま
磐井由香さまの事は覚えております。かつてここで、所謂ネットコミュニティーの黎明期のような事象がありました。
私も今で言う「SNS上の炎上」的な事象に、彼女の言動を題材として加担した事もあり、それによって妙に全体主義的な結託というか、
ある意味で当時としては意外な共通意識がここに膨らみ、やり取りによっり浮き彫りにされるとでもいった、妙な過程を経て、
なぜか私は私を共感支持するとでもいったアプローチをしてきた人と個人的に付き合ったりまで至りました。
そこから最早ネットコミュニティーを超えて、私生活の領域までにあらゆる事象が作られました。ある人を伴侶とまで思うような。
何故にそんなあらすじにより自己が構築されたのか、いまだ不思議であり、なにやら私の人生のテーマとなっております。
惜しむらくは、磐井由香さまともっと理解を深めるような交友するコミュ力が私には当時あまり無かった事ですかね。コミュ力というか、
キャパシティーというか、単に自分の能力不足というか、単に当時のやり繰りに忙殺というか、よくわかりませんが。惜しいです。
>やあ坊さま
私はこの掲示板だけをブックマークしていて、所謂トップページはもう数年も開いたことがないと思います。
不埒な使い方だとしたら申し訳ございません。Dボウイはやっぱりジギー時代が一番がつんときますね。
私の例の師匠は、ヤング・アメリカンズが分からん奴はバカじゃ!とまた怒鳴ってましたが、
もうさすがにあの人の説教はどうでもよくなってきました。恣意的な好き嫌いが僕にもあって何が悪いというのだろう。って。
[
返信]
MoonageDaydream
531 2022/11/26(Sat) 17:32
やあ防
Dボウイの映画があるそうですね。観たいなぁ。
近所でやってくれたら行きたい。
それはそうと、薄々予想はしてたのですがトップページから
入れるいろんな掲示板リンクがほとんど存在しませんね。
過去ログも消えました。フリーサーバーでしたから
いつかサービスは終わりますよね。
みなさんからいただいたレビューだけはぷららに
置いてたのでさすがに消えていませんでした。
私の古いパソコンかハードディスクの中に過去ログは
あると思いますが引っ張り出してアップしてリンク貼る作業を
する時間的余裕はございません。
みなさんの記憶の中で生き続けてるのを願うのみです
(↑単にめんどくさいだけ)。
#wataさんお久しぶりです。48歳ですか。私は54歳です。
おかげさまでコロナにもかからず元気でやってます。
では。
[
返信]
ボケてるわけではないw
530 2022/10/14(Fri) 23:30
wata流
自分前にいつ書いたっけ、と辿ってみたら、磐井さんのことは一度書いてますねw 大変失礼しました。
ただチョロっと書いただけなんで、さすがに覚えてなかったです。
今回はもう少し晩年の彼女の生き様まで書けたので良かったかなと思います。
[
返信]
足跡には花束
529 2022/10/14(Fri) 23:18
wata流
お久しぶりです。元気でやってます。もうすぐ48になります。
5月からボーイバンドのBE:FIRSTにドはまりして推し活に近いことをしてるという、血気盛んなアラフィフです。スイッチを入れたらお前14才にしてやるぜ、っていうアレすね。音楽は素晴らしい。
んなことはよいのですが、先日Coolioさんがお亡くなりになって、磐井由香さんのことを思い出しました。彼の言葉に心酔してた彼女ですが、数年前に病気でこの世を去っています。昔はバリキャリ的な生き方をしてたのですが途中でヴィーガンに目覚め、ローフード(火を使わない料理)も含めたクッキングアーティストとして活動されていました。順風満帆でもなかったのですが、もがきながらも自分の信じるものを突き詰める姿勢は大変美しく見えました。そんな彼女が大病を患ってしまったという事実は、簡単に言葉にはできないほど辛いことであったと想像できます。生徒さんも大勢いらっしゃったので、見える範囲では明るくふるまってましたけどね。
惜しむべきは、世が世ならYouTuberとして脚光を浴びるのが容易に想像できるような活動をされていたので、コロナ前に亡くなられてしまったことは残念であります。
かろうじて名前を記憶されてる方がいるこの場所なので、せめて少しだけ彼女のことを記すことをお許しくださいませ。
あの頃非公認にいた方々、お元気だといいなぁ。スナフミン様とは細々と交流を続けてます。
老いや死をより身近に感じられる年齢になってきましたが、健康第一、という1080度回って新しいワードをもってこの書き込みを締めたいと思います。
[
返信]
雑記in'on
527 2022/10/09(Sun) 16:05
やあ防
おひさしぶりです。
振り返ったら3月に書いて以来です。
世の中的にはいろいろありましたが
個人的には両親の介護があり
一時は寝たきりの父の在宅介護もしておりまして
なかなかハードな夏でした。
今はふたりとも同じ施設に入所でき
落ち着いたところであります。
それでも私自身は健康です。
コロナにもなりませんでした。
というか、コロナ以降マスクや手洗いのおかげなのか
風邪すらひかなくなりました。
自分には子供がいないので
せめて健康で歳を取りたいものです。
というわけで、また。
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